What is keycabins?

keycabinsとは?

keycabins(キーキャビンズ)は、複数の鍵をコンパクトにまとめることができる、スイス製のキーオーガナイザーのブランドです。

シンプルであること、機能的であること、サスティナブル(持続可能)であることをコンセプトに『ものづくり』をしている、スイスのデザイン会社から生まれました。

どれがあなたのスタイル?

どれがあなたのスタイル?

keycabinsは、カーボン、天然木、アルミニウム、LPレコード、スノーボード/スキーの5タイプの素材から作られています。

あなたのライフスタイルに合わせて、お気に入りの素材とカラー/デザインを見つけてください。
スノーボード/スキーLPレコードのkeycabinsは、廃棄されるはずだったモノから作られた一点モノです。

ジャラジャラした鍵を一つに収める

keycabinsなら、スイス・アーミーナイフのように複数の鍵をスタッキングして収納することで、静かにスマートに持ち歩くことができます。

音がしないという心地良さ

keycabinsを使うと、鍵を取り出すとき、鍵を開けるときにチャラチャラした金属音がしなくなります

鍵同士がぶつかりあって音を立てることがなくなるのは、思いのほか心地良いものです。夜遅く帰宅して、できるだけ音をたてずにこっそり家に入りたいときにも頼りになります。

ドアの前でスムーズ

鍵は回転動作で取り出します。好みの順序で鍵をスタッキングすると、必要な鍵を取り出しやすくなります。

工具は不要

それぞれの鍵の間には、鍵がスムーズに動くように厚さ1mmのワッシャーを配置します。2つに分けて鍵を取り付けるので、若干厚みのバランスの調整が必要になります。そのような場合には付属のワッシャー、スペーサーを使います。

鍵の数によってカスタマイズ

サイズは4段階。鍵の本数に合わせて、付属の延長ネジ(5mm・10mm)でケースのサイズをカスタマイズすることができます。

・ミニマムサイズ:1本~4本
・延長ネジ(5mm)使用:~6本
・延長ネジ(10mm)使用:~10本
・延長ネジ(5mm+10mm)使用:~12本

※リングプレートとボトルオープナーを取り付けたうえで収納できる鍵の本数です。これらを取り付けない場合、収納できる鍵の本数はその分増えます。
※鍵の厚さによって、可能な収納本数は多少変わります。

Materials

keycabins types

カーボン(炭素繊維)の引張強度は鉄の約10倍、比重は約4分の1。非常に軽く、硬くて傷に強く、頑丈、というのがカーボン素材の特長です。レーシングカーをはじめとして、さまざまな最先端機器に使われている注目の素材。耐水性にも優れています。カーボンの織りは、斜め模様がスタイリッシュな綾織りタイプです。

天然木タイプは、寄木張りのフローリング材から作られています靴を履いたまま暮らす欧米で、床材として重宝されてきた広葉樹は、キズや水濡れに強い、硬い木材です。そんな天然木のフローリング材(フローリング施工時の残材)をアップサイクルしています。天然木のため、木目や色味がひとつひとつ異なります。

アルミニウムタイプは、豊富なカラーバリエーション。

廃棄されるはずだったスノーボードやスキー板から作られた、一点もののアイテム。ゲレンデを滑降するスノーボードやスキー板には、華やかで優れたデザイン性があります。その一部を切り出してひとつひとつ手作りされたkeycbainsは、スタイリッシュでどれもカッコイイ! 個性的で活動的なライフスタイルにぴったりです。

スノーボードタイプの裏面は、表面のデザインに合わせてコーディネートされています。

スノーボード/スキータイプは、革新的なデザイン性と機能性、製品の持つコンセプトが認められ、2019年、「FORM# Design Award」(ドイツ)を受賞

中古レコードから作られたkeycabinsは、世界に一つだけの一点ものです。レコード盤の黒色と様々なデザインのセンターラベルで構成されていて、ヴィンテージライクなアイテム。音楽好きにはもちろん、お洒落なライフスタイルに似合います。

裏面のプレートもレコード盤で作られています(センターラベルなし)。レコード盤に薄い板が裏打ちされており、キーケースとしての強度は十分にあります。

Accessories

アクセサリー

ボトルオープナー
マイナスドライバーとしても使える栓抜きを標準装備。必要ない場合は取り外すことができます。

リングプレート
車のリモコンキーや収納できない鍵はリングプレートに取り付けます。

Specification

商品内容と仕様

パッケージには、天然資源を節約するため再生クラフト紙を使用した折箱を採用しています。

keycabins history

keycabins 誕生秘話

From Switzerland

──この物語は、創業者ラインハルト・マルゲリッシュが車にはねられたことから始まる──

keycabinsのデザイナー兼オーナー
ラインハルト・マルゲリッシュ氏

以前、私はスイスの金融業界で忙しく働いていました。投資ブローカーとして順調にキャリアを積み、会社を経営して7年目のある日、交通事故にあったのです。車にはねられて両足を骨折するという大事故でした。

病院のベッドで寝ているしかなくなると、時が非常にゆっくりと流れているように感じられました。私は、この不自由な時間の中で、これまでの自分の人生や仕事の意義について考えるようになりました。

結局、8ヶ月もの間松葉杖で不自由な生活をしたのですが、そのおかげで自分のやりたいことがはっきりとしてきました。「サステナビリティ」「社会との関わり」「環境に配慮した製品」など、私はこの先、何か社会的に意義のある、創造的な活動をしていきたいと思ったのです。

不思議なものですが、長い療養を終えて2007年にインドを旅行しているときに、デリーのゴミの山のなかに古い車のインナーチューブが積み上げられているのを見て、「これだ。」と思いました。私は「捨てられているものから、役に立つものを作ろう」と思ったのです。その事にこの上ない価値を感じました。これが、最初の「VARGU」というバッグブランドの出発点でした。それからさらに2つのブランドを立ち上げて、インドや中国の工場で生産していました。

ゴミだった車のインナーチューブを洗浄するときれいになり、この素材で何かが作れる可能性を確信。バッグブランド「VARGU」が誕生した。

ゴミだった車のインナーチューブを洗浄するときれいになり、この素材で何かが作れる可能性を確信。バッグブランド「VARGU」が誕生した。

かねてから、自国のスイスで独自に何かできることはないかと模索していたのですが、2018年にようやく、アップサイクル素材を使ったコンパクトなキーケース「keycabins」を開発することができました。

アップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずだった物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせて、別の新たな製品にアップグレードしてリサイクルするということです。地元の廃棄物処理センター、床の施工業者、DJ、スポーツショップと提携して、廃棄されるはずだったスノーボードやスキー板、フローリング材、LPレコードに、keycabinsとしての第2の人生が与えられるようになりました。

開発段階のkeycabins(スノーボードから試作)

私のデザインは、サステナビリティ(持続可能性)に向き合うことから生まれます。

「サスティナブル(持続可能)」とは、「次世代の人々のニーズを損なうことなく、現在のニーズを満たすこと。」(環境と開発に関する世界委員会)

ヨーロッパでは、地球環境に配慮することが社会に浸透しており、「ものを選ぶ」ときの重要な基準になっています。keycabinsを選ぶことは、そのような社会の実現に賛同することでもあります。

今回、日本での販売が決定してとても嬉しく思っています。日本の皆さんに私たちのkeycabinsを手に取って頂きたいと願います。

keycabinsが生まれた工房(スイス)

From Japan

keycabinsジャパンの江村です。
keycabinsに出会ったのはドイツの展示会でした。スイスといえば、精密な腕時計やアーミーナイフでよく知られていますね。最初はそんなイメージから、keycabinsに惹かれました。

マルゲリッシュ氏にお話を伺っていると、「これはフローリング材をリサイクルしているんだ」という興味深い言葉が飛び出してきました。リサイクルというと日本では中古品をイメージしますが、フローリングになれなかった新品の廃材をリサイクルしているというのです。木製のkeycabinsを手に取ってみても、元がフローリング材だったようには見えませんでした。

廃棄されるはずだったスキー板やスノーボードから作られたkeycabinsには、さらに魅力を感じました。同じ形なのに、一点一点デザインが異なり、それぞれが個性的で惹きつけられるのです。スキー板やスノーボードの一部を切り出して生まれる図柄には、keycabinsならではのユニークさがあり、しかも、それがサステナビリティから生まれていることに感動します。

ドイツからkeycabinsを持ち帰って、自分の鍵をセットして、初めて自宅のドアを開けたとき、“いつもするはずの音がしない” ことに、意外な心地良さを感じ、心が躍るように嬉しかったことをよく覚えています。そして、「これを日本に紹介したい!」そんな強い想いでクラウドファンディングに挑戦し、たくさんの応援をいただくことができました。

ぜひ、keycabinsを手に取って、あなたの鍵をつけて使ってみてください。私が感じたジャラジャラしない心地良さや、“捨てられたものから生まれた新たな価値”を、あなたにも感じていただけるのではないかと思います。

FAQ

よくある質問

Q.どんな鍵も収納できますか?
A.鍵穴が直径4mm以下の鍵、長さが7cm以上の鍵は収納することができません。また、特殊な形状の鍵は収納できない場合がございます。

Q.鍵は何本まで収納することができますか?
A.一般的な形状の鍵でしたら、ミニマムな状態で1~6本(アクセサリを含まない数)まで収納できます。付属の延長ネジで拡張することで、サイズは4段階に。6本、8本、12本、14本まで収納できるのサイズにカスタマイズできます。※リングプレートやボトルオープナーを収納すると、その分収納できる鍵の本数は減ります。

Q.鍵同士が擦れて傷ついたりしませんか?
A.鍵と鍵の間にスペーサーを配置するため、傷つくことはほぼありません。

Q.いつの間にかネジが緩んで、バラバラにならないか心配です。
A.ネジにゴム製のワッシャーがついており、簡単には緩まない仕組みになっています。

Q.鍵を出すときに固いですか?緩いですか?
A.ネジを強く締めるとかなり固めになりますが、使いやすい固さに調節することができます。ネジにゴム製のワッシャーがついているため、固さ・緩さの調節は多少可能です。

Q.ボルトが錆びてこないか心配です。
A.ボルトはステンレス製で錆びにくい素材です。

Q.保証はありますか?
A.はい。保証期間は商品到着日から1年間です(故意による破損、購入者様の不注意による傷・汚れは対象外)。

Q.コンパクトに装着できますか?
A.鍵の本数や厚みによって変わりますが、ジャラジャラ感はなくなります。

カーボンタイプ  

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天然木タイプ  

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アルミニウムタイプ  

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スノーボード/スキータイプ

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LPレコードタイプ

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クラウドファンディングで

ご好評いただきました!

※Makuakeで頂いたコメントより転載しています

投稿者 9010

投稿日 2020.12.04

ジャラジャラしないから扉に鍵が当たることもなくなり、鍵開けがスムーズになりました。購入できて良かったです、大切に使わせてもらいます☆

投稿者 下川

投稿日 2020.11.28

明日から鍵をジャラジャラせずに済みま〜す‼︎ ありがとうございました。 

投稿者 ぎょうざパイセン

投稿日 2020.11.29

早速鍵を付けました。カッコよすぎてとりあえず手にとって眺めてます。笑 2ヶ月待った甲斐がありました!ありがとうございます!

投稿者 Kakikofu

投稿日 2020.11.28

どう配置すると使いやすいか?と、あれこれ試しながら取り付けていますが、それが中々楽しいですね。長く使いたいと思います。ありがとうございました。

投稿者 kkat

投稿日 2020.12.04

セッティングに苦労しましたが、使いやすく、今までのキーケースより鍵開けにかかる時間がかなり短縮しました! 購入して良かったです。

投稿者 Kazuki

投稿日 2020.11.29

想像よりもかっこよかったです^ ^